● びわ
JAありだの海岸沿い湯浅町、その最西端の田村地区は和歌山県内では、下津町、海南市に次ぐびわの産地です。
びわの花は晩秋に開花します。 その花は冬の寒さにじっと耐え、暖かくなる季節を待っています。
厳しい寒さに耐えた花だけ、果実となり、やがておいしいびわになります。
冬の寒さと春の暖かさが、びわの収穫量を左右します。
また、吉備町を中心にハウス栽培も行われています。
ハウスびわは、3月から収穫・出荷が始まります。
普通のびわは、5月から収穫・出荷が始まります。
● キウイフルーツ
棚作りで、栽培されています。
みかんと同じ5月に花が咲き、 みかんと同じ秋に収穫します。
でも、みかんと同じように収穫してすぐに 皮を剥いて食べられません。
収穫直後はまだ熟してなくて、硬いのでございます。
収穫時期は、10月中下旬頃で、収穫後2〜4カ月間冷蔵庫で貯蔵後、出荷します。
冷蔵しておくと長時間保存できます。
食べたくなったら、(専門用語で)追熟処理(と言います)をして、柔らかくして食べるのです。
お店に売ってるキウイは、ほとんどが この追熟処理をして食べられる状態のものです。
みかんが栽培できるところでは、 キウイフルーツも栽培できるようです。
キウイフルーツは吉備町、金屋町、広川町を中心に、管内全域で栽培されています。
● うめ
ご存知「うめ」は、健康食品。
うめの生産量の約半分は和歌山県で栽培され、県下の生産量の80%は南紀(みなべ、紀南など)で生産されています。
でも有田でも栽培しているんです。
主な品種は、南高です。
自分自身では、ほとんど受粉できないので、受粉用に、小梅、小粒南高等の違う品種を畑全体の5分の1程度植えなくてはなりません。
2月に開花して、6月〜7月上旬頃に収穫します。
その間、わずか4ヶ月たらず。
果樹の中では、特に生育期間の短い果実です。
● かき
かきは和歌山では紀北地方(紀ノ川沿い)が有名な産地です。
JAありだでは金屋町を中心に栽培されています。
刀根早生、平核無等のしぶ柿と、富有などのあま柿があります。
刀根早生は9月下旬頃から、平核無は10月中旬頃からが収穫時期となります。
収穫したかきは、和歌山県農特需センターに出荷します。
「カァー、カァー、カァー、キィー、キィー、キィー、和歌山のたねなし柿〜♪」のテレビCMご覧になりましたか?。
「和歌山の柿」として全国に出荷されます。
最近栽培が増えている刀根早生は、肉質が柔らかく食べやすくて、人気がでています。
● すもも
初夏の甘〜い果物。すももちゃん。
大石早生が、中心品種です。
緑の果実が5月の雨で大きくなって、6月に果実の先端がほんのり赤みを帯びた時が収穫適期です。
3月下旬頃、花が咲き、収穫時期は6月頃で、たいへん果実の生育スピードの早い作物です。
収穫、出荷の時期は、1週間から10日程度なので、農家はたいへん忙しい思いをします。
スモモも、自分では受粉しにくいので、ソルダム、サンタローザ等といった受粉樹が必要です。
サンタローザの収穫は、大石の約1カ月程度あとです。
まだ気温が上がらない午前中に収穫した果実は、急いでパック詰めをして出荷します。
お店で買っていただいたら、冷蔵庫で冷やしてお早めにお食べ下さい。
すももは吉備町で多く栽培されています。
● ぶどう
有田管内全域でぶどうは栽培されています。
8月から9月にかけて収穫できます。
とっても甘くって、夏の果実の4番バッターってとこかな。
巨峰やブラックオリンピアなどが主な栽培品種です。
金屋町、吉備町、湯淺町などでは観光ぶどう園もあり、夏休みの家族連れなどで毎年賑わいます。
また、一般公募で参加者を募り、ぶどうの袋掛け体験も行っています。
収穫だけでなく、農作業体験をしてもらい、栽培の一部分も知ってもらおうというものです。
ぶどうの袋掛けは、雨による品質低下や蜂・鳥類の被害を防ぎ、果色を良くするなどの目的で行う収穫前の大切な作業です。
● いちじく
「無花果」と書いて「いちじく」と読みます。
いちじくの花は外からは見えないので、花が咲かないままに果実ができるように見えるので、このように呼ばれるのでしょう。
いちじくはカルシウムをはじめビタミン、ミネラルなどを含むアルカリ食品です。
また、胃腸の調子を整える働きがあり、消化不良、便秘に効き、肌を健やかにするとも言われています。
JAありだでは、広川町などで古くから栽培されています。
7月からハウスものの出荷が始まり、8月からは露地の収穫が始まります。
夏場のいちじくは日保ちが良くないので、早朝から収穫したいちじくは、パックへ詰めしたあと、予冷庫で出荷するまで保管します。