今月の農作業(12月)柑橘・落葉果樹

JAありだ営農指導課

柑橘

収穫・選別作業

11月も下旬に差し掛かり収穫最盛期です。腐敗果の混入を防止するため、二度切りを徹底し、ホゾ高果やハサミ傷には十分注意してください。また、収穫後は家庭予措を行ってください。ハサミ傷などによる腐敗は日数が経たなければわからないことが多いです。腐敗果の混入は、有田みかんブランドのイメージを損なうことに直結します。果実の取り扱いに十分注意しましょう。

収穫後の管理

9月以降、11月上旬にかけて降水量が極端に少なく乾燥状態が続いています。この乾燥は、品質向上にはかかせませんが、同時に樹勢低下の要因にもなり、次年度の作柄に大きな影響を及ぼします。
 令和4年産は着花量がさらに多くなることが予想されますので、次の対策を実施してください。

(1)樹勢回復

今年は品質向上対策のため、フィガロン散布やマルチ被覆を行った園地が多くあります。そのような園地では樹勢回復対策として、窒素主体の液肥(尿素等)を散布してください。

(2)灌水

近年、秋冬期の極端な無降雨が目立ちます。特に苗木・幼木では根が浅く樹勢の低下の原因にもなるため、暖かい日を選び灌水を行ってください。

令和3年産の振り返り

気象条件

令和3年産は梅雨入りが早く、灰色カビ病や初期の黒点病が多発しました。また、8月中旬の多雨により、水分ストレスがかかりにくく、品質が伸び悩む原因にもなりました。しかし、9月下旬以降の乾燥により、平年並みの品質まで回復し平年並みの品質まで回復し気象条件になるか分からない為、様々な変化に柔軟に対応できるような栽培を行う必要があります。

良いミカンを毎年作るには

前述のような気象条件下では、栽培管理により品質に差が生まれています。例えば、早期に仕上げ摘果を行った園地より、9月以降に摘果を行った園地の方が高糖度に仕上がっています。
 来年は着花量が多くなることが予想されます。摘果や剪定に合わせ秋肥の適期施肥や花芽抑制のためにジベレリン散布を行う等、今後も次年度以降を意識した栽培管理が重要となります。

極早生品種とゆら早生について

極早生品種は、7月・8月に極端な雨の影響による果実の品質低下を回復させるまでの時間が短いため、マルチ被覆園を除き低品質のまま収穫期を迎えてしまいます。さらに、8月以降の高温・乾燥で日焼け果の発生も多くなっています。
 上野や日南は、秋期が多雨傾向になると糖度が低くなるのと対照的に、ゆら早生は降雨があっても順調に仕上がる品種特性となっています。また、日照時間が短い園地など、栽培環境が悪い園地でも収穫時期を遅らせることで品質の向上を見込めます。
 上野や日南の品質不良園は、ゆら早生に改植することを視野に入れてはどうでしょうか。

早生以降品種の重要性

極早生ミカンは早生以降の品種に比べて増産傾向にあります。しかし、その割合が大きくなり過ぎると極早生の収穫作業に追われ、高品質果実生産の重要な管理である仕上げ摘果が早生以降の品種では疎かになり、悪影響を及ぼしています。消費者も早生以降の高品質ミカンを期待されています。極早生から早生以降の品種への転換や、早生以降品種の管理の徹底により、 さらに「有田みかん」のブランドを高めていきましょう。

最後に

今年1年間に渡りお読みいただきありがとうございました。分かりづらいこともあったかと思いますが、皆様のミカン栽培の一助になれば幸いです。今後とも、有田みかんのさらなる発展を目指し頑張りましょう。

落葉果樹

落葉果樹に植付について

植え付け時期は11月中旬~12月が適期です。
 植え穴はできるだけ早く準備し、遅くても定植1ヶ月前までには完了しておきましょう。排水不良園では、暗きょ排水対策を優先し、土壌改良資材をよく混和してください。
 植付時は、土壌に湿り気があり、風のない曇天の日が理想で、根を乾かさないことが大切です。土壌が乾きぎみの場合は、しばらく苗木を清水に浸してから植えるようにしてください。巻き根や太根の折損部は剪定鋏で切り返しましょう。
 埋め戻し後、盛り土は自然鎮圧するので、それによる土の締まりを見越して、あらかじめ30~40cm程度高盛りして植えてください。盛り土は接ぎ木基部が見える程度とし、苗木主幹部周囲には敷草や敷わら、完熟バーク堆肥などを敷き、乾燥防止に努めてください。
 また、季節風で株元を揺さぶられないように支柱を立てておきましょう。

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