JAありだAQ総合選果場では、17日からの3日間、東京青果株式会社からの要望で、若手果実担当者の戸井博隆さんと黒岩司さんを受け入れ、選果場案内やミカン園地視察の他、農作業体験を行いました。
これは、市場の若手担当者が、主要産地を訪れ、生産者や選果場職員など農業関係者らと触れ合い、ミカンに携わる生産者らが、どのような思いで作業に励んでいるかを理解しようという取り組み。園地では、極早生ミカンの収穫や早生ミカンの肥大調査を体験しました。
共に汗を流した生産者の栗本幸太さんは、「産地によって、園地条件は様々。AQ総合管内では、急傾斜の園地が多く、栽培管理に一際労を費します。産地の苦労や努力を肌で感じてもらえれば嬉しい」と期待を込めました。
体験を終えた担当者の黒岩さんは、「高品質栽培に向けた生産者の努力は相当なもの。生産者の思いを受け止め、正確な産地情報のもと、期待に応えたい」と感想を述べました。
JAありだでは、10月下旬、同選果場に次いで、AQ中央選果場で2人、AQマル南選果場で2人の担当者を受け入れる予定です。