組合長コラム

防災の日

更新:2023年9月11日

今日9月1日は防災の日です。

 大正12年(1923年)に関東大震災が発生してから100年目です。その発生日である9月1日が「防災の日」に定められ、災害についての認識を深めるとともに、これに対する備えを強化するため、防災訓練や啓発活動等が毎年各地で行われています。

 当JAありだでも地震や火災発生を想定した避難訓練が行われています。「災いは忘れた頃にやって来る」という言葉がありますが、最近は地球温暖化に起因すると思われる異常気象により、ゲリラ豪雨が日本各地で発生し忘れている間がないくらいです。当JA管内でも、今年6月2日には豪雨により石積み階段畑が1,000カ所以上崩壊しました。遅々として復旧が進まず、階段畑のいたる所にブルーシートがいまだに散見されます。今後は園地の排水対策も含め、改めて基盤整備等の重要性を痛感させられています。

 今年の夏(7月・8月)は、観測史上最も暑い夏となったようで、各地で熱中症患者が続出し、若齢者や高齢者を中心に死亡例も出て痛ましい限りです。最近は、朝夕涼しくなり農作業もしやすくなりましたが、日中はまだまだ残暑が厳しく、熱中症リスクが高い状況が続いています。炎天下での農作業は控えるとともに、空調服着用や水分補給を忘れないようにしましょう。

 彼岸の頃には暑さがやわらぐことを願うとともに、豊かな実りの秋を迎えたいものです。

9月1日

防災の日