組合長コラム

紫陽花(あじさい)の色づく頃

更新:2022年6月3日

道端や家の庭などの紫陽花が紫、赤、青、ピンク、白など朝露を太陽の光できらめかせながら綺麗に咲いています。ひとつの株の中でも、また日を追って色が絶妙に変化し、見ていて心が癒されます。紫陽花の花言葉にはあまり良いものがありませんが・・・

紫陽花は土壌のPH(酸性~アルカリ性)により、同じ品種でも色が変化するので、思うような色に咲かせるには少し技術が必要のようです。赤色を強くしたい場合は苦土石灰を施用し、土壌をアルカリ性に近づけると良いようです。

鮮やかな赤い紫陽花の枝をいただき挿し木をしても、我が家ではどうも赤色が薄くなるのは土壌が酸性なためのようです。今から苦土石灰を施用して間に合うだろうか?試してみます。

もうすぐ梅雨入りということで、字のごとく梅の季節でもあります。当JA管内でも、和歌山県が誇る南高梅が栽培され、主に関西・中部方面の市場に出荷しています。もちろんファーマーズマーケット「ありだっこ」でも販売しています。報道などによりますと、どうやら梅干しには新型コロナウイルスへの感染を抑える効果があるようです。ぜひ、梅酒や梅干しに加工して味わってみてください。

紫陽花(あじさい)の色づく頃