農家川柳

農家川柳(有田版)2022年8月号

更新:2022年8月1日

梅雨空も アジサイ花に いやされて

(雨ガエル)

紫陽花の花を見ると、梅雨の鬱陶しさが紛れます。

甘き香の みかんの花に 初夏の風

(やんちゃん)

毎年有田地域は良い香りに包まれます。

睡眠の 邪魔か誘うか カエルの合唱

(やまびこ)

夏の訪れを感じさせる風物詩です。

暑いけど 生きてる証さ 農薬散布

(シャワーするなら夏の午後)

熱中症にご注意ください。

田植えすみ 少し休んで つぎみかん

(貧乏暇なし)

1年を通してお疲れさまです。

小木植えた 実がなる頃まで 頑張るぞ

(赤い橋)

目標があると毎日頑張れます。

キキおぼえ 息子に摘果 教えてる

(片畑ひろしさん)

親から息子に。有田の伝統が引き継がれます。

頑張れと 吾に一声 薬掛け

(シャボン玉)

暑い中お疲れさまでした。

紫陽花の どの色買おう かと悩む

(小田和子さん)

悩む間も楽しみの一つです。

うちの妻 家事と農業 二刀流

(てるてる坊主)

家でも畑でも大活躍です。